Loan / Other Debts
車のローンがあると、
住宅ローンは通らない?
結論から言うと、あるだけで落ちるわけではありません。
ただ、借りられる金額は確実に減ります。
仕組みが分かれば、先に何をすべきかが見えてきます。
「返済比率」という
たった一つの物差し
金融機関は、年収に対して、1年間の返済額が何%になるかを見ています。 これを返済比率(返済負担率)と呼びます。 そしてこの分子には、住宅ローンだけでなく、他のすべての借入れの返済額が合算されます。
つまり車のローンで年30万円返しているなら、その30万円ぶん、 住宅ローンに回せる枠が減るということです。 審査に落ちる理由として、これがもっとも多いものです。
使える年間返済額は 140万円(月およそ11.6万円)
ここから車のローン月2.5万円を引くと、住宅ローンに使えるのは 月9.1万円
※上限の割合は金融機関や年収帯によって異なります(30〜40%程度)。また審査では、実際の適用金利ではなく、より高い「審査金利」で計算されるのが一般的です。上の数字はしくみを示すための例で、実際の借入可能額とは異なります。
何が「借入れ」に
数えられるのか
ご本人が意識していないものが含まれていることがあります。
- 車・バイクのローン
- もっとも影響が大きいものです。残債と毎月の返済額の両方が見られます。
- カードローン・キャッシング
- 残高がゼロでも、契約している利用枠そのものが不利に働くことがあります。使っていない枠は解約しておくのが無難です。
- リボ払い
- 毎月の支払額が一定なので借金の感覚が薄れがちですが、審査上は明確な借入れです。
- スマートフォン本体の分割払い
- これが盲点です。通信料と一緒に払っているため借入れという意識がなく、うっかり数日遅れた記録が残っていることがあります。CICに記録されます。
- 奨学金
- 返済中であれば計算に含まれます。ただし金額のわりに期間が長いため、月々の負担としては小さめです。延滞さえなければ、過度に心配する必要はありません。
- クレジットカードの分割・ボーナス払い
- 残っていれば対象です。家電や旅行の分割払いもここに入ります。
申告しなければ
分かりませんか
分かります。 金融機関は審査の過程で信用情報機関に照会するため、 申告していない借入れはその場で判明します。隠し通すことはできません。
そして問題は、金額そのものより「申告しなかった」という事実のほうです。 これから何十年もお金を貸す相手として、信用できるかどうかが問われます。 書き漏らしのつもりでも、そうは受け取ってもらえません。
正直に出したうえで、通る組み方を考える。遠回りに見えて、これがいちばん近道です。

では、どうするか
よくあるご質問
カードローンの枠は、使っていなくても影響しますか?
影響することがあります。「いつでも借りられる状態」自体をリスクと見る金融機関があるためです。使う予定がないなら、申し込みの前に解約しておくと安心です。解約は電話1本で済むことが多く、手間のわりに効果があります。
奨学金が残っています。諦めたほうがいいですか?
その必要はありません。奨学金は返済期間が長く、毎月の負担は比較的小さいため、それだけで通らなくなることは多くありません。むしろ気をつけたいのは延滞の記録です。口座残高不足でうっかり引き落とせなかった月がないか、確認しておいてください。
スマホの分割払いが、数年前に一度だけ遅れました。
記録は一定期間で消えます。いつ消えるかは信用情報を開示すれば分かるので、まず確認するのが確実です。1回だけの遅れであれば、致命的にならないことも多いです。ご自身で判断がつかない場合は、開示した書類をお持ちください。一緒に読みます。
今から車のローンを完済すれば、すぐ審査に出せますか?
完済してから信用情報に反映されるまで、1か月程度かかることがあります。急いで申し込むと、まだ残っている状態で照会されてしまいます。完済したら、その証明書を手元に用意しておいてください。タイミングの取り方はご相談ください。
Contact
いくらまでなら大丈夫か、
計算します。
いまのお借入れを含めた形で、無理のない金額をお出しします。
先に返すべきか、そのままでいいかも、数字を見てから判断できます。
- ご相談は無料です
- 内容を外部に出すことはありません
- 物件が決まっていなくても大丈夫です