Job Transfer
転勤があるかもしれない。
それでも買っていいのか
「いつ転勤になるか分からないので、まだ買えません」
よくうかがうお話です。
ただ、転勤の可能性は、多くの方にとって一生ついて回ります。
「可能性がなくなってから」を待つと、買える年齢を過ぎてしまうこともあります。
転勤になったとき、
選択肢は3つです
先に知っておけば、いざというとき慌てません。
「貸せばいい」と
簡単に考えないでください
ここはとくに誤解が多いところなので、はっきり書きます。
- 住宅ローンは、住む人のための商品です
- 低い金利で長く借りられるのは、ご自身が住むことが前提だからです。 転勤などで住まなくなった場合の扱いは金融機関ごとに決まっており、 相談せずに貸すと契約違反になり、一括返済を求められる可能性があります。 事情を伝えれば認められることも多いので、隠さず先に相談してください。
- 住宅ローン控除は、住まなくなると原則止まります
- 控除はご自身が住んでいることが条件です。転勤で住まなくなると原則として受けられません。 ただし再び戻って住む場合に、残りの期間の控除を受けられる仕組みがあります。 この手続きには転勤で家を離れる前に税務署へ届出を出す必要があります。 出し忘れると、戻ってきても受けられなくなることがあります。詳しくは税務署にご確認ください。
- 借り手がつかない期間もあります
- 貸しに出せば必ず埋まるわけではありません。空室のあいだも返済は続きます。 「家賃でローンが払える」という前提で計画を立てるのは危険です。
買う前にできる備えが
あります
転勤の可能性があるなら、物件の選び方が変わります。
- 1 「売りやすい・貸しやすい」を条件に加える 駅からの距離、学校までの距離、間取りの一般性。ご自身の好みだけで選ぶと、手放すときに買い手・借り手が限られます。転勤の可能性があるなら、「次の人が欲しがるか」を1つの物差しにしてください。
- 2 借入額を欲張らない 残債が家の値段を上回っている状態では、売りたくても売れません。借入額を抑えるほど、身動きが取りやすくなります。頭金なしで買えるかもあわせてご覧ください。
- 3 会社の制度を先に確認しておく 持ち家がある場合の単身赴任手当、社宅の扱い、転勤の頻度。お勤め先の制度によって、どの選択肢が現実的かが変わります。買う前に、就業規則を一度ご覧ください。
- 4 ご夫婦での借り方を慎重に決める 転勤にともなって配偶者の方が退職される可能性があるなら、収入を合算した借り方はリスクになります。夫婦での住宅ローンの借り方をご覧ください。

よくあるご質問
転勤があるかもしれないことを、金融機関に言うべきですか?
審査の段階で「将来転勤の可能性がある」と申告する必要はありません。多くの会社員の方に当てはまることだからです。問題になるのは、実際に転勤が決まって住まなくなるときです。そのときは必ず、貸す前・引っ越す前に金融機関へご相談ください。事後の報告より、事前の相談のほうが選択肢が残ります。
買ってすぐ転勤になったら、どうなりますか?
いちばん厳しいのがこのケースです。買って数年はローン残高が家の値段を上回りやすいため、売っても完済できず、差額を現金で用意しなければ売却が成立しません。この時期は「単身赴任」か「金融機関の了解を得て貸す」が現実的です。だからこそ、買う前に借入額を抑えておくことが備えになります。
賃貸のほうが身軽で良いのでは?
その考え方も間違いではありません。転勤の頻度が高い方には、賃貸のほうが合っていることもあります。当社は「必ず買ったほうがいい」とは申し上げません。ただ、家賃は何十年払っても手元に残りません。転勤の頻度、お勤め先の制度、ご家族のご希望を並べて、数字で比べてから決めてください。ご一緒に整理できます。
転勤先で買い替える場合、いまの家はどうなりますか?
売却と購入をどの順番で進めるかが問題になります。売り先行なら資金がはっきりしますが仮住まいが必要になることがあり、買い先行なら引っ越しは一度で済みますが一時的に二重の負担が生じます。どちらが向いているかは資金の状況によります。不動産の売却についてもあわせてご覧ください。
転勤が決まってから相談しても間に合いますか?
間に合いますが、選べる幅は狭くなります。とくに住宅ローン控除の再適用の届出は、家を離れる前に出す必要があります。転勤の内示が出た段階でご連絡いただければ、何を先にすべきかを整理してお伝えします。売る・貸す・そのままにする、どれを選ぶにしても順番があります。
転勤や家族の事情で、買ったあとに住み替えを考えることになった場合は買ったあと、事情が変わった方へをご覧ください。
Contact
転勤を前提に、
組み立てられます。
「転勤があるかもしれない」と、そのままお伝えください。
それを織り込んだ物件選びと資金計画をご提案します。
- ご相談は無料です
- 「買わない」という結論でも構いません
- 賃貸に出す場合は、管理会社をご紹介します